どーも!
創職系サラリーマンのろっくです。
さて、ネットでは結構ざわついているトルコリラ円ですが、
5月5日未明に大暴落しました。
スワップ金利が高いため主婦層を中心に人気のある通貨だったんですが、
おそらく朝起きて青ざめた人も多いでしょうね。
多くの人がロスカットをくらって資産を失くしたと思います。
ろっくもトルコ円は長期投資目的で資金をそれなりにぶっ込んでました・・・
ろっく自身はどうなったのかは・・・
それはのちほど・・・
さて、5日未明に何があったのかというと、
報道を見る限りでは、トルコの首相が辞任するかもしれないとのこと?
「ん?まてよ?辞任するかも?」
「ただの憶測情報?」
「これで、そんなに動くんか?」
<ドルトルコ日足>
<ドルトルコ1分足>
USDTRY(ドルトルコリラ)として過去にこんなに動いた日はほとんどない。
しかも、1分足で見てみると、だいたい2、3分のできごと。
今回の暴落は、首相辞任ネタによるリラ安が原因のようですが、
それはただのトリガーであって、実態的には日本のトルコスワッパーの大量ロスカットが
ここまで大暴落をさせたのだと思います。
世間では、ダウトオール首相がとかエルドアン大統領がどうだとかで、
いろいろ言われてますが、そんな小難しい話しではなく、もっと単純な話しだと思います。
日本の投資家がUSDTRYを動かすことができるのか?
もともと、USDTRYの取引量はそんなに多くないなかで、
トルコ円が日本では大人気。しかもレバレッジがかかっているので、
実際の取引量はかなり多いと思います。
※100万円で取引できるのは2500万円分のトルコ円
ちなみに、トルコ円はクロス円通貨なので、
いったんドルを経由しないと取引できません。
日本円⇒米ドル⇒トルコリラ
なので、トルコ円の為替レートはドル円とドルトルコリラの二つのレートに影響されます。
つまり、トルコ円が売られるとドルトルコリラにも大きなインパクトを与えます。
トルコ円が鉄板とされていた、37.7円近辺をブレイクした後、
首相辞任報道のトリガーで長期保有のスワッパー達を根こそぎロスカットにしていったのではないかと思います。
もしくは、ファンド勢が意図的にロスカット狩りをしかけたのかもしれません。
それであれば、暴落後に一気に値を戻す動きは合点がいきます。
日本の長期スワッパーが狩られたあとはもう下がらない?
ファンドが日本のスワッパー狩りをしたのであれば、
ほとんどのスワッパーが退場した市場では、
もう売りを仕掛けてくることはありません。
そうなると、あとは割安と感じたスワッパーが戻ってくるだけなので、
今が大底の可能性は高いです。
ですが、この暴落が日本のスワッパー狩りではなく、
リラ主導のほんとの下落であれば、今後もトルコ円の下落は続くでしょう。
あと、ドル円が下方トレンドなので、それに引っ張られる可能性もありますね。
いったん、私はこれが大底のシナリオで今はみています。
ちなみにろっくのどうだったのか?
ほんで、みなさんも関心のろっく自身はどうだったか?
私は、今は少し投資額を減らして25万通貨を保有していて、
スワップ金利が毎日約3000円ほどついてます。
(ピークは毎日5000円くらい)
「じゃあ、もちろん死亡フラグですよね?」
「残念ながら、皆さんの期待に応えられないです・・・」
「だって・・・」
「ヘッジしてますもん!」
そうです!フルヘッジしているので無傷なんです!
ようは、25万通貨の買いポジションを持ちつつ、
25万通貨の売りポジションも持っています。
確かにヘッジしている期間はスワップ金利は相殺されますが、
価格変動は全く気にする必要がありません。
そもそも、今回ロスカットされた人のほとんどは
価格変動リスクを無視して、スワップ金利だけで投資をしている人。
私から言わせると、FXで価格変動リスクを無視するなんて自殺行為!
スワップは狙いつつ、価格変動リスクにうまくヘッジをかけていかないと絶対にいつかやられます。
まぁ、私も過去に何度もやられてますからね・・・
このトレード手法は、つなぎ売買に近い形で、株式取引では古くから使われている手法です。
この手法であれば、長期保有通貨のコストダウンをすることができます
FXは価格変動リスクが高い投資なので、長期保有をする場合は、こういったリスクヘッジをする方法を身につけないと資産はすぐになくなっちゃうので、ちゃんと勉強しましょうね!
PS
私は、このつなぎ売買はこちらの師匠から学びました!
↓
最強トレード手法の教材