投資初心者が副業で投資をするなら株式投資とFX投資どっちがいい?
この記事では、初心者が副業で投資をするなら、FX投資がいいのか、株式投資がいいのかについてお伝えします。
まずは、忙しいサラリーマンが副業をする上でのポイントを踏まえ、FX投資と株式投資を比較してみます。
初心者におすすめのやり方もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
Contents
副業に求める条件
まず、忙しいサラリーマンが副業するという前提で、副業に求める条件が四つあります。
副業に求める条件
①1日の中で時間がかからないもの
②積み上げ型のもの(資産性がある)
③永続的にできるもの
④副業禁止でもできるもの
それぞれ説明していきます。
①1日の中で時間がかからないもの
1つ目は、1日の中で時間がかからないものです。
サラリーマンをやっていたら、残業もあります。
ご家庭がある人なら、奥さんと話したり、お子様の寝かしつけがあったり、それがやっと終わってから副業の時間が作れる状況です。
つまり、時間がありません。
ですから、時間がかからないものが良いでしょう。
②積み上げ型のもの
2つ目が、積み上げ型のものです。
つまり資産性があるものです。
忙しい中で副業をすると考えると、まとまった時間はなかなかとれません。
細切れ時間を使って積み上げられるものでないと難しいという意味で、積み上げが型のものが良いでしょう。
③永続的にできるもの
3つ目が、永続的にできるものです。
コツコツ積み上げていくといいうことは、成果が出るまで時間がかかるということです。
それが、例えば来年になったら使えないものであれば意味がありません。
こうした意味からも、永続的にできるものが良いでしょう。
④副業禁止でもできるもの
4つ目は、副業禁止でもできるものです。
サラリーマンである以上、就業規程があります。
副業禁止でもできるもののほうが良いでしょう。
忙しいサラリーマンが副業すると考えると、こうした4つの副業の条件を考える必要があります。
FX投資と株式投資の比較
では、副業の4つの条件を踏まえ、初心者が投資する場合、FX投資と株式投資のどちらがいいのかを評価してみます。
時間がかからないかどうか
まず、時間がかからないかどうか、という観点で比較してみます。
FX投資は24時間動いています。とくに、夜に値動きが激しくなったりします。
ニュースなんかが出ると為替は激しく動くので、ずっと見ていないと気になってしまうのです。
FXのポジションを持っていると、日中の仕事が手に付かないなんてこともあります。
ですから、FX投資はかなりの時間が取られます。
一方、株式投資は、株式市場が9時から始まって15時には終わります。
株式投資にもいろいろなスタイルがありますが、中長期のトレードスタイルであれば、日中の動きもそんなに気になりません。終値を確認するくらいで終わったりします。
短期トレードだとしても、デイトレーダーのようなスタイルでなければ、株式市場が開いている間はやらなくても大丈夫です。
15時以降も売買の注文は出せますし、15時以降はもう値が動かないので値動きに気が取られることはありません。
時間がかかるかどうかの観点で比較すると、FXはかなり時間を取られると言えます。
積み上げ型かどうか
積み上げ型、資産性があるかどうかという観点で比較してみます。
投資の勉強や、投資のスキルを身に付けるという意味では、FX投資も株式投資も、どちらも資産性があると言えます。
では、投資としての資産性はどうでしょうか。
FX投資は、為替証拠金取引という形で、実際に為替を現物で保有しません。
一定のお金を預けて、借金して為替を買うという方法なので、返済することになります。
株式投資は、現物投資であれば資産価値があります。
最悪その会社が潰れない限りは、資産価値が存在し続けます。
そこから配当も得ることができます。
積み上げ型で資産性があるのは株式投資の方だということになります。
永続性があるか
永続性については、FX投資も株式投資も、資本主義が続く限りは永続的に存在すると考えてよいでしょう。
副業禁止でもできるか
副業禁止でもできるかという点については、どちらも大丈夫です。
FXは源泉分離課税、株式投資は申告分離課税を選択することができます。
ですから、よく住民税で副業がバレる場合がありますが、いずれも気にしなくて良いです。
ただし、海外口座でのFX取引は分離課税にならずに総合課税になってしまうので注意が必要です。
自分で住民税を払う形にしておけばバレないようにすることもできますが、いずれにしても副業禁止規定については気にしなくて良いと思います。
おすすめは株式投資
ここまで説明してきたことを踏まえ、初心者が副業で投資をするのであれば、私は株式投資をおすすめします。
やはり、副業をする上では、時間が取られないものが一番いいと思います。
また、FX投資をしている人口は30万ほど、株式投資をしている人口は1000万人ほどと言われています。
持ち株会や経営として株を持っている場合もあるので、全員が株式投資をしているわけではありませんが、明らかにFX投資よりも株式投資をやっている人の方が多いということも言えます。
でもネットではFX投資情報が多くない?
FX投資よりも株式投資をやっている人の方が多いはずなのに、ネットやYouTubeではFXの情報のほうが多いと思いませんか?
FX投資の情報が多い理由と、その仕組みについてお伝えします。
ネットでFXの情報が多いのはなぜ?
まず、ネットやYoutubeでFX投資の情報が多い理由は、「FXを紹介すると儲かるから」です。
FXを紹介すると、紹介料がもらえるのです。
DMM.com証券を例として見てみましょう。
DMM.com証券株式投資の口座開設を紹介すると1件当たり500円もらえます。
DMM.com証券のビットコイン(仮想通貨)の口座を紹介すれば、1件あたり2,000円もらます。
そして、DMM.com証券のFX口座を紹介すると、3万円もらえます。
FX口座の紹介は、紹介料が明らかに違います。
ですから、多くの人がFX投資を紹介するのです。
なぜFXの紹介料は高いのか?
ではなぜ、FXの紹介料はこんなに高いのでしょうか。
その理由は、一言でいえば、高い紹介料を払ってもFX会社は儲かっているからです。
株式の証券口座よりもFX口座の方が証券会社は儲かるということです。
FX会社が儲かる仕組み
ではFX会社はどのような仕組みになっているのでしょうか。
まずは、通常の株式の証券会社とのやりとりから説明します。
株式の証券会社の場合、投資家が証券会社に発注し、証券会社が証券取引所との売買を仲介します。
つまり投資家は、証券会社を仲介して証券取引所で株の売買をしていることになっています。
証券会社は横流ししているだけなので、残念ながら証券会社の利益はほとんど得られません。
一方、FXの証券会社は、為替市場というものはあるものの、発注はしません。
つまり、証券会社と投資家の間のやりとりでしているだけなのです。
結局はFX会社のさじ加減で決まるということです。
ですから、FX会社は利益を生み出しやすく、FX会社によって善し悪しがあります。
投資初心者へのおすすめ
投資初心者には、株式投資をおすすめしています。
ただし、資金がないと投資効率悪いという部分はあります。だいたい30万以上資金がない人であれば、投資効率は良くないでしょう。
投資信託や積立投資はまた違いますが、株式投資とFX投資の比較では、株式投資は資金がないと投資効率悪いということは言えます。
ですから資金があまりない方に関しては、FXでレバレッジをかけて増やす方法もあります。
ただしそれは、例えば30万投資してゼロになってもいい覚悟で、30万を100万にするんだという勢いで投資をすることになります。
とはいえ、それは簡単にはできません。相当訓練しないと、一瞬で資金を溶かすと思います。
そこまでの覚悟がある人は、きちんと勉強してチャレンジしてみてもいいでしょう。
ですから、投資初心者が現実に投資をするのであれば、株式投資がおすすめです。
もし資金がないのであれば、投資信託や積立投資から始めていくとよいでしょう。
投資信託や積立投資をやるのであれば、おすすめはSBI証券です。
SBI証券は、何でも揃っています。百貨店というよりイオンモールのように安いものから全部揃っているような印象です。
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まとめ
忙しいサラリーマンが副業としてやるという前提で、FX投資と株式投資の比較とそれぞれの仕組みについてお伝えしました。
FX投資と株式投資を迷っている投資初心者には、株式投資がおすすめです。
なんでも揃っているSBI証券で投資を初めてみてはいかがでしょうか。