どーも！
創職系サラリーマンのろっくです。
さて、
２０１５年も５月となりました。
日経平均も２万円台を回復して、
これからどっち行くのかもどかしい感じですよね。
そんな５月には有名な格言である
「Sell in May（5月に売り抜けろ！）」
というのがあるのはご存知ですか？
セルインメイとは
アノマリーの一種でしょうけども、
簡単に言うと
５月には株式が売られるため株価が下がりやすいということです。
もともと、アメリカの相場の格言であるため、
日経平均にも適用されるのか微妙ですが、
日経平均とダウ平均は相関は強いので、
日経平均も５月以降に売られてしまう可能性はあります。
実際に、過去の５月相場を振り返ってみましょう
過去９年間の５月日経平均株価
過去９年間の５月の相場をみてみると、
下落した年は５回
上昇した年は４回
とほぼ同じくらいの確率でした。
ですが、チャートをみてみると、
５月付近をピークに秋にかけて下落トレンドになっている年は、
９回中７回もあります。
どうやら、セルインメイは５月だけに売られるのではなく、
５月付近から秋頃にかけて売られることのようです。
この背景は、
おそらく３月期決算が４月末から５月初にあるため、
それまでに機関投資家を中心にポジションが整理されるためと考えられます。
２万円にタッチした日経平均ですが、
心理的な面およびセルインメイの格言踏まえて、
いったん調整局面にはいる可能性は高そうですね・・・
為替にもセルインメイはあるのか？
ドル円とユーロドルの過去のチャートをみてみましょう。
＜ドル円月足チャート＞
ドル円については、
下落した年は５回
上昇した年は４回
であり、あまりセルインメイの影響は受けててないようですね。
＜ユーロドル月足チャート＞
ユーロドルについては、
下落した年は７回
上昇した年は２回
５月は顕著な下落パターンとなっています。
このことから、
やはりセルインメイはアメリカ相場において、
かなり意識されていると想定され、
ユーロドル等のドルストレート通貨についても
同じことが当てはまると考えられます。
ユーロドルについては、
ドル売り（ユーロ買い）してみるのも
ありかもしれませんね。
