どーも!ろっくです!
2019年11月14日に
NY証券市場の暴落シグナルである
ヒンデンブルグオーメン指標が点灯しました。
そもそも、ヒンデンブルグオーメン指標ってなに?
という解説と、
過去点灯したときに株価はどう動いたのか?
それを踏まえた株式投資の戦略について、説明したいと思います。
ヒンデンブルグオーメンとは?
ヒンデンブルグオーメンとは、
NY証券市場の暴落を予兆する指標であり、盲目の数学者ジム・ミーカさんが考案した指標です。
この指標は点灯すると1ヵ月間有効であり、80%の確率で5%以上の下落というものです。
ヒンデンブルグオーメンの発生条件は、
以下のとおり
<発生条件>
【条件1】NY証券取引所での52週高値更新銘柄と52週安値更新銘柄の数が共にその日の値上がり・値下がり銘柄合計数の2.2%以上
【条件2】NY証券取引所インデックスの値が50営業日前を上回っている
【条件3】短期的は騰勢を示すマクラレンオシレータの値がマイナス
【条件4】52週高値更新銘柄数が52週安値更新銘柄数の2倍を超えない
ハッキリ言って、
この条件を理解するのはかなり難しいです。
ざっくり説明すると、
ダウ平均は上昇局面でずっとあがってるけど、
個々銘柄の株価を見ると、安値更新してる銘柄が増えてきたよ
って感じの指標です。
全体は上がってるのに、
個々銘柄は下げてきてるのが増えてきてるのをみて、
全体が崩れる前に暴落を察知しようということです。
そんなヒンデンブルグオーメン指標ですが、これまで指標点灯したときにどうだったのか確認してみたいと思います。
過去にヒンデンブルグオーメンが点灯したときの株価はどう?
2018年~2019年の間に
ヒンデンブルグオーメンが点灯したタイミングとその時の株価の状況をチャートに図示しました。
※赤矢印が点灯した部分です
2019年のNYダウ平均のチャートを見てみると、今回の指標点灯に加えて3回点灯しております。
いずれも、1ヵ月以内に下落はしておりますが、
どちらかと言うと、下落途中に点灯しているようにも見えます。
下落中に暴落指標点灯と言われても、
後付け感が否めないですね。
2018年のチャートを見てみると、
かなり頻繁に指標点灯されています。
2018年12月以降の大幅下落の前の
上昇局面において6回ほど点灯してます。
この大暴落を示唆しているのであれば、
それなりに優秀な指標になるのですが、
これだけの回数でしかも長期間に指標点灯されても
結局いつ暴落するのかわからないので実情です。
2018年7月以降の上昇局面において、
最初のヒンデンブルグオーメン点灯時に
暴落の警戒をしていたら、その後の上昇局面は
まったくとれないことになるので、
この指標を真に受けすぎるもどうかという結果です。
注意すべき点はヘッジファンドの売り
前述のとおり、
ヒンデンブルグオーメンの指標点灯は、
それだけで投資判断をするものではないと思います。
ただ、注意すべき点としては、
この指標点灯中になんらかの悪材料がでた場合に、
ヘッジファンド等が意図的に売り崩してくる可能性があります。
指標点灯中になんらか悪材料がでれば、
いつも以上に暴落反応がおきる可能性があるので、
トランプ大統領の発言や米中問題など
ちょっとしたことでも暴落のトリガーになるかもなので、
指標点灯中はニュース等に注意したほうがよいと思います。
PS
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