- 利確したけどまだ株価が上昇している、売らなければよかった
- 株が下落したけど損切りのタイミングがわからず、どんどん損失が増えている
- 結局どのタイミングで株を売ればいいのかわからない...
こんな悩みを持っていませんか?
株を売るタイミングとして、テクニック的なものはたくさんあります。が、根本はそこではありません。
今回は株を売るタイミング2つと、売り時を見極めるのが難しく感じる理由、その解決策をお伝えします!
Contents
株を売るタイミング2つ
株の売り時を100%見極められる人はいません。「あのとき売っておけばよかった」という感情は、投資家であればもう友達みたいなものです。
原則は「株を買った時の計画にしたがって売る」なのですが、それ以外にも売り時のポイントがあるので解説します。
株を買った時に立てた計画通りの結果になった時
基本的にはこれでOKです。投資をする際に利確と手仕舞いの基準を作っておきます。
- 上昇トレンドが終了したら利確
- 決算で業績が悪化していたら手仕舞い など...
投資をするときには成長見込みがあるなど、理由があって投資すると決めるわけです。短期投資か中長期投資かによって基準は変わりますが、買いの段階でかならず計画を作っておきましょう。
こうしておくと急な暴落があったとしてもヒヤヒヤしなくなります。もちろん損失が出る場合もありますが、きちんとルールを守れば準備段階で想定した以上の損失は出ないからです。
コンプライアンス違反など暴落につながるアクシデントがあったとき
ニュースになるような大きいコンプライアンス違反が発覚した時は売りの準備をするタイミングと言えます。
たとえば経営陣の不祥事や不当な取引の発覚など...今は多くの人がSNSを使うようになったので、悪いニュースの拡散が速くなりました。また、気軽に自分の意見をネットで言えるようになったことで「炎上」につながることも多く、株価に与える影響も小さくありません。
こういったときも手仕舞いのルールにしたがって売れば問題ありませんが、予期せぬ速さで暴落することもあるため注意してチェックしておきましょう。
株は買うより売るタイミングの方が難しい
株をはじめてしばらく経つと、「売るのって難しいな...」と感じる場面が増えるかもしれません。でも実際に損をしているのではなく、機会損失に対して落ち込んでいるパターンがすごく多いのです。
株を売るタイミングが難しいと感じる理由
結論から言うと売り時に答えはなく、売った時が正解です。
「売り時って難しい」と感じるパターンは、次の2つがほとんどではないでしょうか。
- 売った後に値上がりした
- 利確し損ねて下落し、含み損になった
でもよく考えてみてください。これらは機会損失であって、実際の損失ではないんですよね。
「売った後値上がりした、もっと利益を出せたのに!」と思うかもしれませんが、その時点であなたの利益も確定しているんです。利確し損ねて含み損がでた場合も同じです。
「株を売るのが難しい」を解決する方法
現在の状況が、機会損失なのか実際の損失がでているのかを切り分けられるようになりましょう。機会損失を追いかけても仕方ありません。
そして売るタイミングは何度もお伝えした通り、「株を買った時の計画に従う」です。計画通りに売って利確できた時点で満点。確かに大きく利益を得られない、もったいないと感じるかもしれませんが、ルール通りに動いていれば大損もありません。
感情が成績に大きく影響するのが株式投資。その感情をフラットに保つためにあるのが購入時の計画です。
まとめ
・株を売るタイミングは購入時の計画通りに
シンプルですが、これが今日の結論です。
もっと利益が取れたのに...と思うことは仕方ないのですが、終わったことを追いかけても結果は変わりません。それなら次の購入計画を立てたり、勉強の時間に当てる方が生産的だと思っています。
勉強、実践、振り返りを繰り返していればだんだんと知識もつくので、精度の高い計画をつくることができます。気合い入れて勉強したい方は以下の記事もどうぞ。
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