- 長期投資だけじゃなく短期投資でも稼いでみたい
- チャートに張り付かずにおいしいところだけ狙いたい
- 月10万円くらい楽してお小遣いを稼ぎたい
こんな欲望、ありませんか?
低リスクな長期投資は必要不可欠ですが、それだけでは少し退屈ですよね。
本書は、そんな2歩目を踏み出したい投資家さん向けに「短期売買のノウハウ本」を作りました。
初級者でも大損を出さずに勝てる方法を詰め込んでいます。短期売買の基礎を知らない方や、チャートに張りつく時間がない方でもチャレンジできる方法なので、ぜひ参考にしてください。
Contents
【はじめに】片手間でサクッと7日で27.5万円稼いだ話
「上がったか、やっぱり」
これは2021年8月24日の話。JFEホールディングスの株を購入し、保有期間わずか7営業日で27万5,044円の利益を確定しました。
短期売買のチャンスはそんなに頻繁には訪れませんが、メールをチェックするより手間も時間もかかりません。
チャンスのときだけを狙って勝負する「負けない投資」に徹していれば、月10万円を稼ぐのは難しくありません。
本書では、認定テクニカルアナリストの投資家LoKが実践する投資法のうち、初心者が手軽に取り組めるものに絞って紹介します。
【第1章】個人投資家の半数が勝てない理由
株探(かぶたん)が実施したアンケートでは、2020年の運用で3920人のうち約半数の個人投資家が勝てていませんでした。
- 利益または含み益あり55.9%
- 損失または含み損あり32.4%
- 変化なし7.0%
2020年の日経平均株価は、コロナショックで一度下がったものの、最終的には右肩上がりで終わっています。つまり、日経平均株価ベースなら、いつ株を買っても利益を出せるはずの上げ相場でした。
それでも個人投資家の約半数が利益を出せていなかったのです。きっとその多くは、長期積立投資ではなく短期売買で失敗したのでしょう。
この章では、個人投資家が短期売買で失敗する理由などを解説しています。
他人の情報に踊らされて高値つかみしている
失敗してしまう個人投資家の多くは、他人からの情報で投資しています。
「雑誌や株式情報サイトでその銘柄がおすすめされていた」「Twitterやブログでこの株が有望と言われていた」などなど……。
これでは情報の鮮度が古くて、高値つかみになりやすいです。また「この株は買いだ!」と勧める人の多くは、すでにその株を買っていて売りたいと思っているケースが多いです。
株式投資の世界では、“情報弱者”はカモになりやすいと覚えておきましょう。
プロは株価上昇の初動で買っている
そもそも投資家には、プロの機関投資家、プロの個人投資家、一般の個人投資家がいます。
プロの機関投資家が株を買うのは、株価が上がり始めた初動のタイミングです。次に、この株価の上昇を察知して、プロの個人投資家が買い始めます。
そして最後に、決算情報などが発表されてから買い始めるのが一般の個人投資家なのです。
本書では、企業の実際の株価チャートを使って詳しく解説しています。まずは、この立ち位置をしっかり受け止めて、最後に買う人にならない知識を身につけましょう。
圧倒的な情報格差がある
プロの機関投資家が持っている情報は、個人投資家の数倍、数十倍に達します。
投資する企業のIR(投資家向け情報提供)担当者や社長にまで直接インタビューして、経済状況などを日々収集しています。情報の鮮度や精度が、ネットや雑誌などで集めている個人投資家とは雲泥の差です。
また、証券会社などの機関投資家の場合、1日中株のことを考える「チーム」を作って投資を行っています。これでは、プロと同じ土俵で戦っても勝てるわけがありません。
しかし、個人投資家でもプロと対等に戦える方法はたった1つだけ存在するのです...!
【第2章】短期売買で99%勝つための極意
短期売買で勝つためには「大損しない技術」を磨くことが大切です。
当然ですが、投資は儲かることもあれば損することもあります。仕事とは違い、一生懸命頑張っても、逆に大損するリスクがあるのです。
大損を回避するためには、テクニカル分析を1からしっかり学ぶことや、勝ちやすいところだけを狙うことが必要不可欠になってきます。
短期売買の成功の秘訣はリスク管理
株式投資には「100%、ここなら絶対に勝てる」という場面はありません。100%はないからこそ、投資家の予想にブレが生じ、そのブレに乗じて利益を得ることができるとも言えます。
勝ちやすいけれど、負けることも日常茶飯事なので、株式投資では「リスク管理」が非常に重要になってきます。
リスク管理として一番有効なのは「損切り」で、損切りできない人は短期売買をしない方がいいといっても良いでしょう。なぜなら、損切りできないことは投資で最もやってはいけない「大損」に直結するからです。
短期売買はトレンドに乗ると勝ちやすい
短期売買は、株価の値動きの方向性を示す「トレンド」に乗ると勝ちやすくなります。
株価のトレンドは、決算発表前からすでに現れていることが多いです。そして、決算発表でよほどのことがない限り、そのトレンドの流れが決算発表後も続きます。
つまり、個人投資家は決算についてあれこれ考える前に、チャートを見てトレンドの方向性を確認する方が手っ取り早いのです。
【第3章】ズボラでもトレードで月10万円を稼ぐ方法!
第2章では、トレンドに乗ることが短期売買で勝ちやすい方法だと説明しました。
第3章からは、いよいよ本書のテーマである、週1回の短期売買で月10万円の利益を狙う手法をご紹介します。
月10万円稼ぐためにおすすめの方法
月10万円稼ぐための手法は、その名も「待ち伏せピンポイント投資」です。
チャート上に「買い(もしくは売り)」のシグナルが出るまで、ひたすら待ち伏せする投資法です。チャンスの局面だけを狙い撃ちするので、あえて草食系投資家LoK風のタイトルをつけてみました。
この「待ち伏せピンポイント投資」は、有名な株の売買シグナルである「グランビルの法則」に乗っとったものです。
グランビルの法則は「相場の流れの中で、トレンドの状況に応じた買いと売りのポイントが複数ある」ということを示しています。
しかしその法則をすべて使っても、シグナル通りにいかないこともあってなかなか勝てません。法則の中には、簡単なものと難しいものがあるからです。
「待ち伏せピンポイント投資」では、難しいところにはあえて挑戦しません。簡単なところだけを狙う戦略です!
月10万円稼ぐための再現性の高め方
再現性が高いのは、トレンド転換後の「初押し」や「初戻り」です。
勢いがあってフレッシュで、それが起こらないと次が始まらない最初の押し目や戻りだけを“切り取って”狙う。これこそが「待ち伏せピンポイント投資」で狙うべき場所です。
逆に、上昇トレンドになってからかなり時間が経ったあとの押し目は狙いません。下降トレンドにおいても、一定時間が経過したあとの戻りは狙わない方が良いでしょう。
この記事はあくまで概要。気になったら本屋さんへGO!
ここまで書籍の概要をお伝えしました。読んでみたい内容はありましたか?初心者〜中級者の方には気になるキーワードがたくさんあったはずです。
が、この記事では具体的な内容を一切解説していません。あくまで概要に過ぎません。詳細なテクニックは本の中にぎっちり詰め込んであります。
書籍ではしっかりと理解できるところまで掘り下げて解説しました。1つでも気になった部分があれば、ぜひ実際に手にとって読んでみてください。
さらに全国の書店で購入いただいたみなさまには、合計60分以上の動画特典をプレゼントしています。書籍の内容をより深く理解し、さらに大きく稼いでほしい!という気持ちで作りましたのでぜひ!
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クチコミのご紹介
気になるけど迷っている...という方のために、既に本書を読んでくださった方からもらった口コミの一部を紹介します。
- 専門書のような小難しい本ではなく、めちゃくちゃ読みやすい!内容も十分網羅できているので、初心者・中級者レベルであればこの本でまったく問題ないと思う。
- まっとうなテクニカル分析本!最後のほうにドリルがあって、めちゃくちゃタメになりました。
- 気にいった一冊になりました。
- テクニカルの基本をわかりやすく解説しているので、しっかり身につくよう、何度も読み直すつもりです。
- 投資の魅力にハマっている方は、ワクワク読み進められる参考書です。まだ何も始めていない私は、前作から読み進めます!
初心者から中級者の方をメインにご好評いただいています。
ちなみにまだ投資を始めていない超初心者の方は、前作「超・臆病者のための株の教科書」から読んでいただくのがおすすめです。こちらの本を購入いただいても動画特典を受け取れます。(特別ですよ・・・!)
まとめ:大負けしないことが正しい投資生活の第一歩
「本業さえしっかりしていれば、投資する必要なんてない」というのが私の考え方です。
投資によって、人生に深い傷痕を残すような大損をしてしまうほど悲しいことはありません。だからこそ、しっかりとルールを決めて投資することが大切です。
熱くなりすぎず、欲張りすぎない「健全な投資」を続ければ、黙っていても稼げるようになります。
本書が、未知なる投資の世界への「2歩目」を踏み出すきっかけになれば光栄です。
この記事で紹介したのは、本書のごく一部です。
ほかにも、
- チャート分析の基本
- 短期売買の対象となる銘柄の条件
- 短期売買の勝率をアップさせる究極の方法
- チャート分析を秒速で身につけるドリル16
などなど、数多くの重要なノウハウを詰め込んであります。
短期売買で大負けを回避しながら月10万円を稼ぎたい方は、ぜひ本書をバイブル本として活用ください!