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【書籍紹介】超・臆病者のための株の教科書【初心者向け】

2022年4月14日

超・臆病者のための株の教科書

 

  • 損するのが怖くていろいろな株式投資に手を出せない
  • 初心者は低リスクな長期投資だけにしておくべき?
  • 絶対損したくないけど、本当はもっと儲けたい……

このような悩みはありませんか?

株式投資に興味はあっても、損するのが怖くてなかなか踏み切れない人は多いはず。どうせ始めるなら着実に儲けたいですよね。

そんな投資初心者のために、認定テクニカルアナリストの投資家LoKが、負けない投資法を盛り込んだ「株の教科書」を作りました。最初に投資の基礎を知っておくことで、その後の投資人生は大きく変わりますよ。

ろっく
「なるべく損はしたくないけど、株で手堅く儲けてみたい!」という方は、ぜひ本書を参考にしてください。

本書は投資未経験者との会話形式なので、初心者でもやさしく読み進められますよ!

【はじめに】リスクを回避した「負けない」投資法を教えます!

「株式投資は大儲けできるかもしれないけど、一歩間違えれば大損する危険なモノ」

世間ではこのようなイメージを持っている人が多いようです。

しかし、これは大きなリスクをガツガツとって、1億円以上の大儲けを狙う場合です。そのような投資スタイルを、私は「肉食系」と呼んでいます。

私の肩書きでもある「草食系投資家」は、こういった肉食系とは反対の投資スタイルを意味しています。

「大儲けよりも大損の回避!」をスローガンに、大損リスクを徹底的に回避しながら、小さい利益を積み上げていくのが草食系投資です。

草食系投資は非常にシンプルで、投資初心者も実践しやすい手法です。

【第1章】損したくない!でも、投資で“そこそこ”儲けてみたい!

超・臆病者のための株の教科書

この章では、草食系投資の仕組みや戦略について詳しく解説しています。

また、リスク回避するための基礎知識なども学べるので、投資に対してまだまだ不安がある方は必見です。

この記事では、その一部をご紹介します。

株はお金を失う危ないもの?

かつて私は、投資で大儲けしたことも大損したこともあります。そのときは年中ハラハラして、ずっとジェットコースターに乗っているような気分で、生きた心地がしませんでした。

でも、そんなつらい経験があったからこそ、なるべく損をしない投資方法を追求してこれました。

もちろん“絶対”に損をしない投資法なんて存在しませんが、「損する可能性」をできる限り低くすることはできます。

それが、草食系投資が生まれた理由でありコンセプトなのです。

草食系投資は4つの戦略からできている

超・臆病者のための株の教科書

草食系投資は、4つの戦略からできています。

  1. 長期積み立て戦略
  2. 短期コツコツ投資
  3. 成長株コツコツ投資
  4. 守りの投資

どれか1つではなく、同時に4つの投資を小さく行うのがポイントです。

まずは、土台の「長期積み立て戦略」と「守りの投資」で徹底的にリスクを回避しながら運用します。そして「短期コツコツ投資」と「成長株コツコツ投資」でさらに利益を上乗せする戦略です。

それぞれの戦略については、それぞれの章で詳しく見ていきましょう。

【第2章】土台となる「長期積み立て戦略」

長期積み立て戦略とは、「長期的に、継続してお金を投資に回す戦略」です。これが草食系投資の土台にあたります。

基本的には、一般的な「積み立て投資」と変わりません。証券会社や銀行が提供している積み立て投資の対象商品は、おもに「株式」や「投資信託」です。

積み立て投資は、金額や期間をユーザーが自由に決められますが、金融機関のほとんどが月ベースのため月1回になることが多いです。最近では月2回や週1回といった設定ができるところも出てきています。

月1,000円から始められる積み立て投資

積立投資は、月1,000円から始められます。

以前は、株式の最低金額を1万円に設定している金融機関が多かったのですが、ここ数年でサービスはかなり進化しました。

証券会社によって違いはあるものの、株式でも1,000円から始められるところが増え、投資のハードルはずいぶん下がりました。

積み立て投資の3つのメリット

積み立て投資のメリットは3つあります。

  • 少額から始められる
  • 自動で投資できる
  • 投資リスクの軽減

1つ目は、先ほど話したように「少額から始められる」ことです。投資信託への積み立て投資なら、なんと100円から可能です。

2つ目は「自動で投資できる」こと。つまり、投資のタイミングで悩まずに済みます。ベテランでさえ「どのタイミングで買うか?」はすごく迷うポイント。そのストレスがないのは、投資を長く続けるためには欠かせないメリットです。

3つ目は「投資リスクの軽減」です。複数回にわたって投資することで「時間分散」が起き、リスク軽減効果が期待できます。いわゆるドル・コスト平均法と同じ効果です。

積み立て投資を成功させる秘訣

積み立て投資を成功させる秘訣は「できるだけ長く継続すること」に尽きます。

2021年、日経平均株価が30年ぶりに3万円を突破しました。そこで、もし1989年12月のバブルのピークのときから積み立て投資を始めていたらどうなるか検証してみましょう。

超・臆病者のための株の教科書

当時の日経平均株価は3万8,915円で、約1年後には2万円と、ほぼ半分のところまで一気に下がります。その後も安値を更新する展開が続き、2009年3月に史上最安値となる7,054円まで下がってしまいました。

このような状況で、毎月1万円ずつ日経平均株価に連動する投資信託を購入し続けていたらどうなるでしょう。積み立て期間は1989年12月〜2021年1月の合計31年2ヶ月間です。

結果は、総投資金額374万円に対して、68%の値上がりで628万円になりました。収益にすると、なんと254万円です。

とはいえ、実際にこのシミュレーション通りに儲けるには「できるだけ長く継続すること」というハードルが意外と大きいものです。

投資したことを忘れる「気絶投資法」も説明しているので、ぜひ取り入れてください。

【第3章】稼ぎ時だけ狙う「短期コツコツ投資」

「短期コツコツ投資」は、利益が出る可能性の高いタイミングが来たときだけ取引する戦略です。チャンスが来ないときは休憩です。

肝心のタイミングは、株価チャートが知らせてくれます。本書では、株価チャート基礎知識から学べるので、初めての方も安心してくださいね。

この戦略では、大儲けを狙わず「たいして儲からなくても気にしない」というスタンスで臨むのがポイントです。

じつは低リスクな短期コツコツ投資

短期コツコツ投資の投資対象は「株式」です。

とはいえ、一日中パソコン画面に張りつくような取引ではありません。これは「デイトレード」と言って、完全な肉食系投資にあたるためリスクは高くなります。

草食系投資では、2〜3日や1週間程度の期間で完結させる「スイングトレード」を行います。株価チャートをチェックするのは、取引している期間でも1日に2回くらいでOKです。

このように、一言で「短期投資」といってもリスクが低い方法もあるのです。

私の経験上、1週間から10日程度で小さいトレンドは変わっていきます。「短期コツコツ投資」は、そのおいしいところだけをサクッといただく戦略です。

チャート分析に欠かせないローソク足の基本

短期コツコツ投資を実践するには、最低限のチャートの知識が必要になります。

もっとも一般的なのが「ローソク足」というチャートです。由来は、見た目がローソクに似ているからというストレートな理由です。

株式市場で取引がスタートして、最初についた価格を「始値(はじめね)」、最後についた価格を「終値(おわりね)」と呼びます。取引時間中についた最も高い価格を「高値(たかね)」、もっとも安い価格を「安値(やすね)」といいます。

つまり、単に株価といっても4種類あり、1本のローソク足に4つの価格の情報が入っているのです。さらにローソク足には白い「陽線」と黒い「陰線」もあります。

このように、名前は単純ですが、1本1本のローソク足には驚くほど多くの情報が詰め込まれています。

とても重要なので、本書では用語などの基礎から応用までしっかり解説しています。読んだ後には「良いローソク足」や「悪いローソク足」なども読み取れるようになりますよ。

移動平均線で相場のトレンドを読もう!

「移動平均線」もチャート分析には欠かせない要素で、ローソク足と相性がよいためセットで使うと覚えておいてください。

役割としては、現状の株価が上昇トレンドなのか、それとも下降トレンドなのかを表すものです。したがって傾きが大事になりますが、加えてローソク足と、短期・中期・長期との位置関係も重要です。

上昇トレンドは、移動平均線の傾きは上向きで、位置は上から順に、ローソク足、短期、中期、長期の移動平均線が並びます。

下降トレンドは、移動平均線は下向きで、位置は上から順に、長期、中期、短期の移動平均線、ローソク足が並びます。

これらは基本的な使い方ですが、本書では「儲かる鉄板パターン」をもとにしっかり解説しています。

【第4章】将来性に期待する「成長株コツコツ投資」

超・臆病者のための株の教科書

「短期コツコツ投資」と「成長株コツコツ投資」は似ていますが、株の分析方法が異なります。

短期コツコツ投資は、おもに株価チャートを使う分析方法でした。このように、チャートの動きに着目する方法を「テクニカル分析」といいます。

成長株コツコツ投資は、企業の「売上高や利益などの経営状況に関するデータ」を分析して投資する方法です。このような方法を「ファンダメンタルズ分析」といいます。

つまり、成長株コツコツ投資は、優良企業を探してコツコツ投資していく戦略です。

ファンダメンタルズ分析の2つの指標

成長株コツコツ投資で行うファンダメンタルズ分析では、「EPS」と「PER」の指標が重要です。

EPS=Earnings PER Share(1株あたり純利益)とは、企業が1株あたりどれくらいの純利益を生み出しているかの指標です。企業が決算で発表した「純利益」を、発行済み株式数で割って計算します。

たとえば、100万株を発行している企業の純利益が1億円だった場合は、1億円÷100万株=100円がEPSです。この数値は高いほど良いといえます。

PER=Price Earnings Ratio(株価収益率)とは、企業の株価が、その企業の1株あたり純利益の何倍になっているかの指標です。企業の株価を、その企業のEPS(1株あたり純利益)で割って計算します。

株価が1,000円でEPSが100円の企業なら、株価1,000円÷EPS100円=10倍です。この数値は低いほど割安といえますが、一概にPERが高いとダメなわけではありません。成長率が高い会社ほどPERは高くなる傾向があるからです。

「EPS」と「PER」がきちんと理解できれば「株式投資で命取りになる間違いは起きない」といっても過言ではありません。

ただし、中途半端な理解だとかえって危険なので、本書でしっかりマスターしましょう。

会社側の業績予想をチェックする

個人投資家は、自ら企業の業績を予想するのではなく「企業の予想をチェックする」という方法があります。

企業が決算ごとに発表している、自社の業績予想の資料の1つである「決算短信」を参考にしましょう。売上高や利益などの経営状況や財務データが記載されていて「1株あたり純利益」の項目もあります。

「決算短信」は多くの企業が自社Webサイトで公表しており、個人でも簡単にチェックできるので、ぜひ活用してくださいね。

また、実際には予想値と実績値の差が、株価を動かす大きな要因になっています。たとえば、次の決算時のEPSを100円と想定している企業があったとします。

次の決算時に実績が150円になっていれば、もともとの予想値より高いため、その株は買われます。逆に50円になっていれば、予想値よりも低かったことになり、売る人が出てくるはずです。

これを知っているだけで、知らない人と大きな差がつきますよ!

【第5章】相場ショックから資産を守る「守りの投資」

「守りの投資」は、株式相場が下落局面に突入したときに資産を守ってくれる役割があります。

具体的には、株式以外の金融商品にも投資しておく戦略のことで、「分散投資」といいます。

相場には上がりっぱなしや下がりっぱなしという状況は、ほとんどありません。株式や為替、金(ゴールド)など、相場と名がつくものには、上昇局面と下落局面が交互に現れるからです。

つまり、投資していれば、誰でもいつかは下落局面に遭遇するということ。

初心者がこの下落局面で機敏に対応するのはハードルが高いため、普段からある程度備えておく必要があるのです。

こうすれば暴落なんて怖くない

暴落に近い状況でも穏やかでいるためには、投資をした時点で撤退条件などのプランを立てておくことが大切です。

短期コツコツ投資なら、チャート上の撤退条件が満たされれば撤退します。本書で詳しく解説していますが、たとえば「終値が短期移動平均線を下回ったら手仕舞う」などの条件を設けておくのです。

成長株コツコツ投資であれば、企業の成長力を表す指標が変わらなければ売る必要はありません。「年間のEPSの増加率がマイナスになったら撤退」などの条件を設けておきましょう。

どちらも事前に決めたプランに従うだけなので「暴落で正常な判断ができずに傷口を広げてしまう」などの心配がありません。

株が下がると金が上がる!

普段から行える“守り”の投資を解説します。

守りの投資では、「株と価格変動が逆相関の資産」にも投資しておきます。

「株と価格変動が逆相関の資産」とは、株価が上がっているときは下がり、株価が下がっているときは上がる傾向を持つ金融商品のことです。

代表的なのは金、つまりゴールドです。ゴールドは、株が上がっているときは上がらず、株が下がると上がる傾向にあります。

このような資産にも投資しておくことで、株価が下がったときも心に余裕を持つことができるのです。メンタルを保つことは、長期投資で成功するために欠かせない要素です。

具体的なテクニックや活用法は、書籍で解説!

ここまでの記事では、書籍の概要をお伝えしてきました。気になる内容はありましたか?

お気づきの方も多いと思いますが、この記事では具体的なテクニックや活用方法には触れていません。理解を深め、実践し結果を出すために、ぜひ書籍をチェックしてくださいね。

会話形式でやさしく解説しているので、初心者の方でも安心して読んでいただけると思います。

ちなみに購入いただいた方にはプレゼントがあります!私が愛用している株管理シートです。もれなく全員にプレゼントしているので、ぜひゲットしてください。

ろっく本購入特典について

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口コミの紹介

超・臆病者のための株の教科書

ありがたいことに、本書は高評価と多くの口コミをいただいています。ここでは、みなさまからいただいた感想の一部を紹介します。

  • 投資を始めて10年になりますが、始めた頃にこの本に出会っていれば!と心底思います。
  • 溢れる情報に混乱しがちな初心者のために、知っておくべき用語やチャート、心構えなどが網羅されています。
  • 会話形式で読みやすく、かわいいイラストにほっこりします。
  • 初心者にとって有益な基本がギュッと詰まっている本です。
  • 仕事の傍らで投資をしたい人に、何をどうやって行えばよいのかとてもわかりやすく書かれています。

投資初心者を中心に、投資歴10年以上の方にも嬉しい言葉をいただいています。

さらにもう一歩踏み出したい!という方は、テクニカル分析に役立つこちらの書籍もぜひ参考にしてください。

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まとめ:大損リスクを回避して小さな利益を積み上げることが大切

株式投資では「大損リスクの回避」が最も大切です。

本書は、リスクをとらない健全な投資をしたい方にぴったりの投資本です。投資の基礎知識はもちろん、「どういう投資が危険なのか」「どうしたらリスクを下げられるのか」などの知識も学んでいただけたら嬉しいです。

ほかにも、

  • 「適正なPER」のウソ
  • 暴落には手を出さない方がいい理由
  • 株価のトレンドをつかむためのチャート解説
  • 【特別付録】草食系投資に活かす『NISA』と『iDeCo』
  • おすすめの証券会社リスト

などなど、投資の危険な話や、今すぐ使える情報からなど投資の危険な話までを余すことなく盛り込んでいます。初心者から一歩前進したい方、大損を回避して着実に儲けてみたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

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