水星逆行や金星逆行って聞いたことありますか?
ん?相場の話をしてるんですよね?
と思った方もいるかもしれませんが、惑星の動きや占星術と株価相場が関係していると言われているんです。
これは、「アノマリー」と言われる現象のことで、セルインメイや満月新月なども相場に影響するというアノマリーの一種です。
今回は、アノマリーの中でも惑星の動きに関係する水星逆行や金星逆行について深堀りしていきたいと思います。
Contents
アノマリーとは?
アノマリーとは、株式投資や相場において言われるある法則のことです
効率的市場仮説では説明のつかない証券価格の変則性。明確な理論や根拠があるわけではないが当たっているかもしれないとされる相場の経験則や事象である場合が多い。英語表記はAnomaly。
たとえば、「1月効果」、「5月に売り逃げろ」(Sell in May and go away)、「曜日効果」、「モメンタム効果」、「リターン・リバーサル」、「低PER効果」、「小型株効果」などがある。
簡単に言うと、なんでかはわからないけど、なんらか相場の動きに関係してそうな法則のことです。
天体逆行とは?
惑星は太陽の周りを公転いてますが、基本的にはどの惑星も太陽の周りを同じ方向で回ってます。
ですが、地球から見ると逆方向に動くタイミングがあります。
水星や金星など、地球より公転周期の短い惑星は、逆行するようなタイミングが頻繁に訪れます。
あくまで、逆行しているように見えるだけで、物理的に逆行しているわけではありません。
こういった惑星の逆行期間を占星術では、なんらかの影響をもたらす期間として言われています。
水星逆行とは?
水星の逆行は、一番頻度が多いです。
約4か月に一度あり、逆光期間は22日ほどあります
2020年の水星逆行期間は?
2020年2月17日~3月10日
2020年6月18日~7月12日
2020年10月14日~11月4日
水星逆行が意味するところ
占星術的には水星逆行起きると起こりやすい事象は以下のとおりです。
- 仕事関係のトラブル
- コミュニケーションのトラブル
- 通信関係のトラブル
- 交通関係のトラブル
- 情報の混乱
- 旅行中のトラブル
などなどです…
これだけあれば、そりゃなにか起きそうな気はしますが…
金融マーケットにも影響があると言われています。
過去の水星逆行の相場はどうだったのか?
2007年10月~2008年10月の水星逆行期間の日経平均株価
2007年10月12日~11月2日までの水星逆行期間は、2007年から始まる長期下落期間において、2番底に向かうタイミングでした(下落第2波の起点)
2008年9月24日~10月15日までの水星逆行期間は、リーマンブラザーズ破綻(2008年9月15日)後の大暴落の起点になってました。
2020年2月17日~3月10日の水星逆行期間の株価は?
2020年大暴落の起点も水星逆行のタイミングもバッチリハマってますね…
なんか怖いですね…
金星逆行とは?
金星逆行は、水星よりは頻度が少なくなります。
584日(1年半ごと)の周期で、逆行期間は40日前後です。
2020年以降の金星逆行期間は?
2020年5月13日~2020年6月25日
2021年12月19日~2022年1月19日
金星逆行の意味するところ
占星術的には金星逆行起きると起こりやすい事象は以下のとおりです。
- 人間関係のトラブル
- 恋愛関係のトラブル
- 金銭問題のトラブル
- お酒、ギャンブルのトラブル
金星はお金関係のところに影響がでるみたいなので、投資や株価への影響もあるそうです。
過去の金星逆行の相場はどうだったのか?
2018年10月6日~11月16日の金星逆行期間の株価はどうだったのか?
2018年の暴落の起点は金星逆行の期間にハマってますね…
2017年3月4日~4月15日の金星逆行期間の株価は?
2017年の下落も金星逆行期間にハマってますね…
その前の横ばい期間を見ると、金星逆行期間まで下落を待ってた感じにも見えますね…
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金星逆行と水星逆行の過去の株価相場について検証してみた!
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なぜ水星逆行・金星逆行で相場を動くのか?
過去の暴落相場を見ると、なぜか逆行期間にハマってるように見えますが、本当に惑星の力が相場に影響しているのでしょうか?
まぁ、そんなことはないと思います…
じゃあ、なんでこんなに暴落は逆行期間に起こるのか?
それは、そこに暴落を狙ってくる人がいるからと想定されます。
例えば、海外のファンド等が売り仕掛けを狙ってくる合図として使われていたり、水星逆行・金星逆行を信じているトレーダーたちもいたりします。
そういった、人の行動があわさって大きな暴落が起こると言われています。
惑星が逆行するから暴落が起きるのではなく、
逆行する期間に暴落を起こしているが正しいですね…
2020年10月14日~水星逆行の日経平均株価はどうなるのか?
2020年の水星逆行期間は、
2020年2月17日~3月10日
2020年6月18日~7月12日
2020年10月14日~11月4日
にあります。
2020年10月14日から今年3回目の水星逆行期間にはいります。
2020年10月14日からの水星逆行期間の株価はどうなるのでしょうか?
注目すべきポイントは以下です
ポイント
- 11月3日アメリカ大統領選挙がある
- 10月17日に新月となる
- 日経平均株価は上昇後3か月間の横ばい状態
2020年11月3日米大統領選との関係
まず、1点目の大統領選挙についてですが、
大統領選挙がある年のアメリカ市場の株価推移を見ると、
ほとんどのケースで大統領選前に下落をしています。
アメリカ市場は、9月初旬から下落しているので、
もうこの傾向は達成しているのかもしれません。
ただ、過去にも選挙直前に暴落するパターンもあるので、
水星逆行期間への警戒は必要かと思います。
ちなみに、大統領選前に株価が下落する理由は、
政治関係でお金が必要になるので、
意図時に相場を下落させて資金を集めると言われていいます。
これは本当かどうかはわかりませんが…
2020年10月17日の新月と重なる
水星逆行期間に、新月のタイミングも重なります。
満月・新月も金融占星術の中では重要な指標になっていて、
特に新月に天井をつけて、そこから下落するパターンが多いです。
今年の新月からの相場は以下の図のとおりです。
日経平均株価は上昇後3か月間の横ばい状態
日経平均株価は、2020年3月の暴落から怒涛の上昇後、
6月に天井をつけて、そこからほぼ横ばい状態になってます。
8月にはいってからは、日経平均はほぼ値動きがない状態となっています。
これだけ横ばい期間が続いた後は、
大きく下落、または大きな上昇がくることが想定されます。
この長い横ばい状態から、新月と水星逆行期間への突入となるので、
ある程度の調整は想定したほうがよいかもしれません。
◆2020年10月13日~の相場状況について
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