こんな悩みはありませんか?
- 株を買って好調だが、いつ暴落するかおびえている
- 暴落のサインってあるの?
- 暴落した時はどう対処すればいい?
株を持っていると常に頭の中には下落や暴落の恐怖がありますよね。
自分の中に売り時の明確なルールがあればいいのですが、まだそれらが確立していない状態だと右往左往してしまいます。
そこで今日は、
- 株が下落するときチャートに現れる確率の高いサイン
- 暴落時の対処法
これらを紹介していきます。
Contents
7割の確率で暴落!チャートに現れるサイン2つ
株の値動きを100%読み切れる投資家はいません。
でも、チャートには色々な情報が詰まっているので、暴落を表してくれるサインがいくつかあります。
もちろん確実に暴落するというものではありません。しかし7割くらいの確率で暴落すると言われているものなので、株をはじめた皆さんはぜひチェックしてみてください。
チャートに「包み足」が出ている
包み足とは、2日分のローソク足を見たとき、2日目の陰線が1日目の陽線を完全に包み込んでいる状態のことです。
また、いつ「包み足」が出たかも重要で、基本的には上昇トレンド中に包み足が出ると下落のサインと言われています。
チャートに「はらみ足」が出ている
包み足とは、2日分のローソク足を見たとき、1日目の陽線が2日目の陰線を完全に包み込んでいる状態のことです。
大陽線が出た次の日にはらみ足が出る=上昇トレンドを打ち消す動きとなるため、その後横ばいや短期的な下降となることが多く、包み足とくらべると弱いサインと言えます。
包み足とはらみ足を数えて暴落の回数と確率を計算してみた
株の値動きで一喜一憂するのはいいことではありませんが、暴落のサインが見えるだけでもありがたいですよね。
実際のチャートで検証していますが、およそ6割後半〜7割くらいの確率で当たっているので、まずまずの結果と言えるのではないでしょうか。
株の値動きについて予測できる知識をつけたい...という人はぜひチェックしてみてください。
株が暴落したときの対処法
何度も言っていますが、大暴落してすぐに行動するのは反対ですし、特に初心者の方にはおすすめしません。大変かつ失敗することが多いからです。
基本的には「株を買ったときの計画に従う」これだけです。その上で、どうにかしてリカバリーしたい!という方のために方法をお伝えします。
基本的には株を買ったときの計画に従う
株を買うとき、行動計画を作ってから購入に至っているはずです。
たとえば、以下のような条件で株を購入したとします。
- 長期保有目的で成長株を購入
- 決算が成長している限りは保有する
この場合、一時的に暴落したとしても、決算が成長していれば損切りに至らない、という判断ができます。
ほかにも色々なトレード計画がありますが、基本的にはこの計画に沿って手仕舞いを判断するというのがポイント。
暴落時は「損したくない」「とにかく損失を小さくしたい」と焦っているので、正常な心理状態でないからです。
逆に、一番正常な判断ができているタイミングは株の購入時。だから購入する時に立てた計画に従うのが、最も冷静な状態での判断・行動と言えます。
空売りで長期保有株のヘッジをする
配当や株主優待狙いの長期保有株が下落した場合、いったん空売りしてしのぐという方法です。つなぎ売買とも言われます。
現物で持っている株をあえて空売りすることで、株主優待や配当の権利を持ったまま、価格変動の影響を無くすことができます。
注意点としては、価格変動へのヘッジが目的なので、空売りで儲けようとはしないことです。そもそも予想出来なかった暴落が起きているのですから、下落相場でレバレッジを効かせた空売りをして利益を出そうとするのは大きなリスクがともないます。
いずれにせよ中級者以上の人向けの手法ですので、初心者は安易に手を出さない方が得策です。
株の暴落に一喜一憂しない。株を買ったときの計画に従って行動
他にも株が暴落した時の対処法としては、
- 日経先物売り、プットオプション購入
- インバース、VIX系など日経平均と逆相関の商品を購入
このようなものがあります。
ただし、最近は個別株の下落に日経平均があまり反応しないため効果が薄いです。また、インバースやVIX系の商品は長期保有に不向きのため、どれもあまりおすすめしない...という結論になります。
一番大事なのはやはり、株を買った時の行動計画に従うこと。利益をしっかり出すために計画を立てますが、損失を最小限におさえるためにも有効ですよ。
株が暴落してしまって困っている!損切りするか早く判断したい!という方はこちらの記事がおすすめです。損切りのタイミングについて解説しています。
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