株式投資

株の出来高ってなに?株価に影響する可能性はある?

2022年11月5日

株をいざデビューしてみたものの次々に新しい用語が出てきてゲンナリ…なんて人はいませんか?

インデックス、インカムゲイン、キャッシュフロー、TOB…

たくさんの横文字にやっと慣れてきたと思ったら、日本語なのによく意味がわからない用語もちょくちょく出てきます。「株の出来高」もその一つなのですが、厄介なことに株価にも反映される指標にもなっていて、ずっと知らないままでいたら損しちゃうかも…という大事なキーワードになっています。

そこで本記事では「株の出来高」の概要から株価に影響を与える理由、そして株の出来高の見方について解説していきます。

ろっく
株で儲けたいなら「株の出来高」知っておこう!

株の出来高とは?

株 出来高

株式投資を実際に始めるとあちらこちらで「出来高」という言葉を耳にすることになるでしょう。出来高とは「売買が成立した株数」のことで、「売買高」と呼ぶこともあります。端的に説明すると市場での人気を示す指標です。売る側と買う側の双方から要望が多いと、取引が活発になり、出来高も増えていきます。

例えば、30,000株の買い注文が約定したとします。一方で、裏では30,000株の売り注文が出されて、取引成立となっています。この場合、出来高は30,000株となります。それぞれ30,000株を注文していているため、合計で出来高が60,000株にならない点に注意しましょう。この60,000株は取引高とよばれます。

この出来高が少ないと、投資家にあまり見向きされていない状態といえます。

ただし、出来高が急増したら買いである、と単純に判断できないのが難しいところ。小中型株や大型株などの分類によっても見方が変わります。

ちなみに出来高が少ない株式は「流動性リスク」があるといわれています。流動性リスクとは出来高が少ないために取引が成立しにくいリスクを指します。

例えば、10,000株を売却したくても、買い注文が4,000株しかなければ、6,000株は売れなくなってしまいます。買い注文が10,000株以上あっても、買い注文が少ない場合は想定よりも安い売値になってしまう可能性もあります。

 

株の出来高は株価に影響を与える

株 出来高

投資家の動きは出来高に反映されるため、出来高の分析は需要と供給の動きが見える場所、つまり株価予想には重要な指標になります。「出来高は株価に先行する」と言われることもあるほどです。

出来高が増えると、多くの投資家が注目するために取引が活発に伴い株価上昇が期待できます。トレードツールの画面では株価チャートの下に出来高が表示されています。ただ出来高を見ているだけではなく、「株価」と「出来高」の両方を見ると、テクニカル分析の制度を高められます。

株の出来高はただの取引成立数ではなく、投資家の心理が隠されています。

なぜ出来高を見るのか

株価の先行する場合が多いので、銘柄探しやエントリーのタイミングを計るためにも重要なポイントになります。それにあまり人気がない銘柄を買ってしまうと、「流動性リスク」により思わぬところで損失を出す場合もあります。

当たり前ですが、株は売買されて株価が決まります。たくさんの人が欲しいと思えば株価は上がっていきます。そのため基本的には出来高が上がると株価も上がっていきます。

株 出来高

ただし、例外として以下のケースがあります。

 

【株価が大幅に上がっているのに出来高が少なくなっている場合】
このケースではたくさんの売買で株価が上がっているのではなく、特定の人が株価を釣りあげていると考えられます。

株 出来高
【株価がほとんど動いていないのに出来高が多い①】
買う人が多くても、株価が上がる前にたくさんの売りが出ている状態で、大量に株を保有しているファンドが値崩れしないように売却してると考えられます。

株 出来高

【株価がほとんど動いていないのに出来高が多い②】
ファンドが買うときに株価が上がらないように仕込んでいるケースが考えられます。動きがバレると株を買われて株価が上がってしまうためひっそり、じっくりと仕込んでいます。

株 出来高

ただし、1日単体で見ても、エントリーを決める決定打にはならないので、中長期で出来高を見ていくのがおすすめです。

株を買うときは出来高を見よう!

株 出来高

このような出来高の動きだと上がりやすいと判断できるケースはあるものの、1日の単体でそれを判断するのは至難の業です。そのため、その日の出来高のみで判断するのは初心者には危険といえます。

また、出来高は銘柄の人気を表す一つのバロメーターになるので、売買が増えたということは投資家から注目を集めている銘柄といえます。なぜ出来高が増えているかを分析することで投資戦略を組み立てることもできます。

例えば、ビジネスモデルが注目されていることが要因であると分析できれば、同じようなビジネスモデルを持つ企業に多くの投資家が気づく前に投資できる可能性もあります。このように出来高ひとつをとっても、裏にはいろいろな情報が隠されているのです。

まとめ

この記事のポイント

  • 株の出来高は株価を予測するうえで重要なポイントになる
  • 分析する際は1日単位ではなく中長期で見ることが大事
  • 株の出来高が活発な要因を分析できれば、次の上昇銘柄を見つけるヒントになる

株の出来高が株価にどのように影響を与えるか、株価の予測に役立つのかが理解できたのではないでしょうか。出来高が少ない銘柄は「流動性リスク」があるので、基本は避けるのが無難でしょう。株の出来高の推移をみながら、分析を行い、次に大きく値上がりを狙える銘柄を見つけてみてください。

といっても、具体的にどのように見つければいいのかピンときませんよね。そこで具体的なやり方を丁寧に解説している「超・臆病者のための株の教科書」がおすすめ。初心者で株式投資に失敗したくないと考えているならぜひ読んでみてください。

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